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 2017年07月28日

旧永瀬家住宅主屋・井戸が登録有形文化財に登録されます

 赤磐市松木に所在する旧永瀬家住宅主屋・井戸が、国の登録有形文化財(建造物)として登録されます。

 登録有形文化財(建造物)とは、築50年以上の建造物を文化財として登録したもので、時代の特色をよく表している、再び造ることができないなど、一定の価値のある建造物が対象となります。これまでに全国で1万件以上の建造物が登録されており、後世に継承していくための保存が図られるとともに、まちづくりや観光にも活用され、地域で広く親しまれています。

 旧永瀬家住宅は、明治前期の建築と伝えられる町家で、日本の女性詩人の草分けと言われた永瀬清子の生家としても知られています。主屋は街道沿いに建っており、木造2階建、入母屋造で、通りに面して出格子を設けています。正面左の入口から土間が通り、奥の土間は正方形のレンガを四辺に対して45度に配した「四半敷き」になっています。1階の床上には田の字型に区切られた4つの部屋があり、2階もほぼ同様の構成です。主屋の南東側にある井戸は、荒石を円筒形に組み上げ、石板で正方形に井桁を組んだもので、木造桟瓦葺の上屋が建っています。この井戸は主屋と同じ頃に造られたようで、清子の詩や随筆にも描かれています。

 旧永瀬家住宅主屋・井戸は歴史的景観を残す貴重な建造物と評価され、平成29年7月21日、国の文化審議会において、新たな登録有形文化財に登録するよう文部科学大臣に答申されました。官報告示を経て登録されると、赤磐市吉井郷土資料館(旧仁堀尋常高等小学校本館)に続き、市内で2件目の登録有形文化財となります。なお、登録は平成29年9月頃の予定です。

 

主屋外観 ▲主屋の外観

土間 ▲四半敷きの土間

 

1階の4間 ▲1階の4部屋
井戸 ▲石造の井戸

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